冬季キャンプの暖房、というとアラジン・ブルーフレーム、フジカ・ハイペット、トヨトミレインボーなど色々あるかと思いますが
我が家では
武井バーナーを選択いたしました。
理由としては
①真鍮のボディーが美しい!!!
②小さなボディーから発する凄まじい熱量!!!
③燃料費が経済的!!!
など色々ありますが
何といっても
「少し繊細で職人気質的なところが男の物欲を刺激する!!!」
というところでしょうか。
何しろ他の方の記事を見てたらどんどん欲しくなってしまったんですねー。
さて、そんな武井バーナー。
301と501のどちらにするか?
こちらについても相当悩みました。
以下は2010年3月現在、ナチュラム価格です。
①301Aセット 26000円 5時間連続燃焼
②501Aセット 38900円 10時間連続燃焼
ただ301Aセットをお持ちの方のサイトを拝見すると燃料補給の際に
消火→給油→再度プレヒート→点火
この作業を寒い中に行うのは中々大変!というコメントも多い様子。
軟弱な自分としては燃料補給はなるべく少ない方が望ましい(^-^;)すみません。
そうすると501か、
或いは思い切って「301Aセット&6Lタンクセット」か
と相当悩みました。
メーカー説明書では
「6Lタンクは301専用、他の機種では使用できません」とのこと。
( ̄▽ ̄;)!!ガーン
もう一度考える・・・・
①301Aセット 26000円 1.2L 5時間連続燃焼
②501Aセット 38900円 2.8L 10時間
③6Lタンクセット 20580円 6L 25時間(メーカー説明書より)
④301Aセット&6Lタンクセット 46580円 7.2L 30時間
②と④の差額がおよそ
8000円
この差額をどのように解釈するか。
結局、以下の理由で自分的には納得いたしました。
①「なんといっても連続燃焼時間が長い!!!」
301のタンクが1.2Lで5時間、
つまり4.17時間/Lが基本となります。
301と6Lタンクで合わせて7.2L。
するとやはり
「30時間連続燃焼」が可能になるようです。
w( ̄▽ ̄;)wワオッ!!
これなら2泊3日のキャンプにも耐久制十分です!
②「6Lタンクには圧力計がついている。」
301には本来付属していない圧力計がついています。
これによって適正圧の維持が簡単になります。
③「6Lタンクでは容量が大きいため、圧が下がりにくい。」
イコール、
追いポンピングの回数を減らすことが出来ます。
実際圧が下がってきても
1回~5回程度ポンピングすれば適正圧に戻ります。
(タンク内の灯油量によって異なってきます。)
④「6Lタンクにはポンピングハンドルがついているのでポンピングが楽。」
自転車ポンプと同様の方法で簡単にポンピングすることが出来ます。
以上の理由から
差額8000円については全くカバー出来ている、と個人的には判断し購入決定!となりました。
一方、あえて難を挙げるとすると・・・
①車内積荷スペースをとる。
まあ、これはしょうがないですね。
501を購入したとしても、灯油タンクは持参するわけですから。
②重い(; ̄ー ̄A アセアセ・・・
これも仕方ないですね。
301本体 1.8kg
6Lタンク本体 2.4kg
灯油6L 4.8kg(比重 0.79~0.83.単純に0.8で計算しても4.8kg)
合計 9kg
う~ん、なかなか素敵な重さ
( ̄∇ ̄*)ゞエヘヘ
でも我が家では写真のようにWILD1さんのトートバッグ(Mサイズ)で一つにまとめてます。
そうすると普通に持ち運び出来てますよ。
③速熱器が使用できない。
6Lタンクを使用すると301タンク内がほぼ満タンになって空気層がなくなるため、
気化した灯油がでず、生灯油が噴出する、というのが理由のようです。
しかし実際は301タンク内の灯油を6Lタンクに戻してしまえば問題ないようで
こちらについては私が勝手に
「師匠」と呼ばせてもらっている「gyuchan86」さんのサイト
「ぎゅうの隠れ家」に詳しくレポされているので「
こちら」をご参照ください。
師匠!勝手に引用してすみません(^-^)
まあ、以上のようなところですが実際に購入してみて
「とても満足」してます。
続いて実際の使用レポです。
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①タンク本体に付属ホースをつなぐ。
こちらは緩いと連結部から灯油がもれますので
プライヤーなどを使用してしっかり連結しましょう!
(使っている内に緩んできて
灯油の海が出来たことがあります。( ̄Д ̄;;)
②301付属のポンプを外して、6Lタンク付属の接続金具を取りつける。
左が301付属のポンプ、右が6Lタンク付属の連結金具です。
③301にホースをつなぐ。
こちらもしっかりと接続しましょう。
④6Lタンクに灯油を給油。
⑤6Lタンクのホース付属のバルブを開放する。
こちらが閉じている状態。
こちらが開放した状態です。
⑥プレヒートに備えて
0.05MPa程度までポンピングする。
この作業と同時に灯油が301側に流れていきます。
⑦アルコールを使用してプレヒート。
アルコールをいっぱいに注いでプレヒートします。
ケロシンストーブはプレヒートがとても大事です。
冬場でも2回も行えば十分でしょう。
(アルコールの追加は、
くれぐれも火が消えてから )
⑧301メインバルブを開いて気化した灯油の噴出を確認。
プレヒートが十分なら下のような
細かい霧状の灯油が噴出されます。
武井バーナーに慣れなくて炎上が心配!という方はこちらのやり方で
気化した灯油の噴出を確認してから点火されることをおススメします(^-^)
プレヒートが不十分だと気化していない
液体の生灯油が出てきます。
そうすると
不完全燃焼、炎上の原因となります。
⑨点火します。
⑩ヒーター部を取りつけます。
⑪ポンピングで
0.25MPaまで圧を上げます。
以上が一連の流れです。
続いて我が家の
オリジナル仕様です。
本来
〇部分にOリングはなく、直接フックをバーナー接続部に接続します。
でもプレヒート後に点火して、ヒーター部を装着するとき、なかなかフックを接続部に
かけるのが難しいんです。
とっても熱くてやけどしそうになります。
(というか一度指をやけどしました;;)
毎回ヒヤヒヤしながら接続してました。
そこでホームセンターで購入したOリングをつけてみました。
大成功です!
簡単に着脱できるようになりました¥(^-^)
お次は
「6Lタンクの補足情報」です。
以下のようなものが付属でついてきます。
一番右が肩掛け用のベルト、右から2番目が給油時に使うフィルターですね。
ホースの長さは1.5mです。
続いて
「収納&持ち運び」です。
301Aセットには以下のような専用ケースがついてきます。
が、残念ながら6Lタンクには専用ケースはありません。
ま、タンクなわけですから当然と言えば当然ですね。
したがって我が家ではWILD1さんのトートバッグ(Mサイズ)でひとつにまとめてます。
次は
「給油」です。
通常は下記の状態でハンドルはロックされています。
それを反時計まわりに回せば給油口が開きます。
家庭用の給油ポンプで普通に給油できます。
続いて
「ポンピング」です。
ハンドルを一度下に押し込んでから回します。
ハンドルが解除されて伸びます。
これを上下にポンピングします。
更に
「減圧、除圧」です。
ここに減圧バルブがあります。
これを引っ張れば「プシュー」という音とともに減圧されます。
一連の基本操作は以上のとおりかと思います。
さて、いかがでしょうか。
301&6Lタンクの組み合わせ。
価格とスペースの問題はありますが
「30時間連続燃焼」はそれを払拭するに十分な魅力です!
冬場でもこんなに暖かくなります。
調理もできます。
冬場はツーバーナー持参の手間が省けます。
まあ、こちらはいずれも6Lタンクなくてもできますが(^-^;)
現時点では最強の組み合わせかと思います。
御購入の際の参考にして頂ければ幸いです。
次回は
「スノーピーク(snow peak)リビングシェル インナーテント&フルフライ」についてレポ予定しまーす!
ヾ(@⌒▽⌒@)ノ
武井バーナー 301Aセット
寒がりなママもキャンプ行ってくれますよー!
武井バーナー 6Lタンクセット
連続30時間燃焼!
301との最強コンビ!
武井バーナー 脚付 五徳 301用
お料理に大活躍!
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